土が人類と地球にもたらす恩恵は限りなく大きいものです。土は植物を育て、人口建造物を支えています。水循環が緩和し、気候変動を緩和します。土は多くの物質を分解して地球上の元素循環を担いながら、過去の歴史を記憶しているのです。そこでは水の役割が非常に大きく、環境地水学研究室では、土と水の相互作用を中心として、土と化学物質、土と生物、土とエネルギーの関係をあらゆる面から研究しています。特に近年,土中の物質移動学を理論的に体系化し、また物質移動を測定するための実験書を発刊したことにより、環境地水学の社会的意義が広く認められるに至っています。
ちすいけんは現在以下のような研究をしています。
砂漠化や土壌の塩類化、土壌浸食、土壌汚染の対策は、地域環境保全にとって最も重要な事項となっています。当研究室の最新の研究によれば、土粒子自身が土中の間隙内で移動する現象が非常に重要であることがわかってきました。地表土壌の形成メカニズムが解明される日は極めて近いと考えられています。
湿原独特の美しい植物や珍しい動物は、湿原の地下に堆積する泥炭と呼ばれる層に支えられています。いま,北海道美唄地区で行っている泥炭中のガスや水の移動の研究は、地球環境保全、地域環境保全、それに泥炭地における生物生産において重要な貢献をしています。
土壌微生物は大気中の酸素を多量に消費します。微生物は環境の変化に応じて増殖、減衰、支配種の変更を繰り返し、その結果土の物理性,化学性を変え、物質移動を変えています。不思議なことに,土の物質移動においては物理現象と微生物現象の相互作用は極めて強いのです。
粘土鉱物の表面は土壌中の物質循環の場として大きな役割を担っています。ではその表面でどのような反応がおこっているのでしょう?それらはまだハッキリと解明されていません。なぜならば粘土表面と土壌溶液の界面は複雑だからです。さらには粘土自身にもいろいろな形(結晶構造)が存在するからです。今後、分子レベルでの研究が期待されています。
これらの研究は,現地調査,室内実験,数値実験,モデル作製、理論解析などを総合的に駆使して行われています。
ちすいけんはこれまでこのような研究をしてきました。
地水研の過去の論文タイトルを公開します。 投稿論文については、1996年以降について公開します。 また、博士論文、修士論文、卒業論文のタイトルを公開します。 これまでの研究の流れを見ることができます。 博士論文は 東京大学農学部図書館 にて閲覧可能です。 修士論文、卒業論文は、地水研で閲覧可能です。
論文提出年次 | 氏名 | 博士論文タイトル |
昭和45年 | 島田俊介 | 水ガラスーアルデヒド化合物ー酸系に依る新しい地盤珪化法の研究 |
昭和47年 | 中野政詩 | 砂土の間隙分布と保水性 |
昭和50年 | 宮崎毅 | 砂地における水蒸気凝縮に関する研究 |
昭和55年 | 金光達太郎 | 霜柱の生長に関する研究 |
昭和56年 | 佐藤裕一 | 土壌吸着水の構造と運動に関する研究 |
昭和57年 | 高木東 | 農地斜面におけるガリ侵食に関する研究ーガリ網の形成、発達を中心としてー |
昭和58年 | 吉田力 | 土の締め固め機構とその効果に関する研究 |
石田朋靖 | 土壌ー植物系における水分移動に関する研究 | |
昭和59年 | 施嘉昌 | 台湾における地表灌漑に関する研究 |
昭和60年 | 藤井克己 | ペースト状態における粘土の粘弾性に関する研究 |
高橋悟 | 窒素吸着法による比表面積と土壌水に関する研究 | |
神尾彪 | 植生による干拓地ヘドロ土層改良に関する研究 | |
木村重彦 | 水に含まれる放射性同位体による地下水の挙動解析 | |
須藤良太郎 | 水田企画規模の決定要因に関する研究 | |
昭和61年 | 雨宮悠 | 透過ガンマ線による土壌水分、密度測定に関する研究 |
翁長謙良 | 沖縄島北部地方における土壌侵食の実証的研究 | |
武藤勲 | シラス台地における地中水の挙動に関する研究 | |
関山哲雄 | 圃場における土壌水分量の測定法に関する研究 | |
清澤秀樹 | 蒸発による土壌水分変化に関する研究 | |
粕渕辰昭 | 土壌の熱伝導に関する研究 | |
昭和63年 | 塩沢昌 | 地下水涵養機構としての不飽和流の研究 |
平成元年 | 渡辺春朗 | 表層腐植質黒ボク土畑地帯における土層改良に関する研究 |
平成2年 | 溝口勝 | 土の凍結に伴う水分、熱、溶質の移動現象に関する研究 |
鈴木敬 | 衝撃荷重による地盤の締め固めに関する研究 | |
取出伸夫 | 粘土中のCa2+,Na+のイオン交換と挙動に関する研究 | |
中野俊郎 | 土の異方、非線形挙動に関する研究 | |
岸本良次郎 | 地滑り地塊の構造と水理地質的性質に関する研究 | |
平成4年 | 松川進 | 施設栽培土壌における溶質移動に関する研究 |
馬場秀和 | 土の超微細間隙に関する研究 | |
平成5年 | Budi Setiawan | STUDIES ON INFILTRATION IN SOIL HAVING A MACROPORE |
平成6年 | 加藤誠 | 泥炭地盤の排水路構築のための泥炭土の土質力学特性と基礎工法に関する研究 |
Brijesh Kumar Mehta | Salt and Water Movement in Unsaturated Soil during Evaporation | |
向後雄二 | 不飽和土の力学的特性と土質構造物の安定性に関する研究 | |
平成7年 | 西村拓 | 降雨による表層クラストの形成が土層の物理性、受食性に及ぼす影響に関する研究 |
冨田平四郎 | 土木施工における鹿沼土の物理性と強度に関する研究 | |
小前隆美 | Sc-CyDTAトレーサーによる地下水流動調査法に関する研究 | |
平成8年 | Asep Sapei | STUDIES ON THE SOIL CHARACTERISTICS OF WET-PADDY AND UPLAND FIELDS IN WEST JAWA INDONESIA |
朱敦堯 | 斜面における土壌水分移動と地表流出の発生に関する研究 | |
平成9年 | 原口暢朗 | 水田における土壌物理性の不均一性の統計的評価に関する研究 |
安中武幸 | 成層浸潤におけるフィンガー流の形成と水理特性に関する研究 | |
関勝寿 | 土壌微生物による土壌の透水性変化に関する研究 | |
川本治 | 斜面の三次元的な崩壊に関する研究 | |
平成10年 | 佐藤泰一郎 | ダイズ主根の生育に寄与する土壌の三層および硬度に関する研究 |
平成11年 | 末継淳 | 不飽和水分下での土壌中の有機物の分解特性に関する研究 |
平成14年 | 吉田修一郎 | 粘土質水田における亀裂形成メカニズムに関する研究 |
望月秀俊 | 砂および粘土の熱伝導率の水分・塩類濃度依存性に関する研究 | |
藤川智紀 | 微生物活性を考慮した土壌中のガス挙動に関する研究 | |
飯山一平 | 排水に伴う泥炭地盤の沈下機構に関する研究 |
修了年次 | 氏名 | 修士論文タイトル |
昭和45年 | 松村洋夫 | 航空写真による農地特性の判読に関する研究 |
宮崎毅 | 土壌中の水蒸気凝縮に関する研究 | |
昭和51年 | 高木東 | 土砂崩壊に関する研究 |
昭和52年 | 藤井克己 | ペースト状態における粘土の粘弾性について |
昭和53年 | 後藤章 | 平面的ひろがりを考慮した流出モデルの研究 ー鬼怒・小貝水系を対象流域としてー |
昭和54年 | 塩沢昌 | 地下水循環と規定する飽和および不飽和帯水層のパラメータについて |
昭和55年 | 山下正 | 土の締固めにともなう発熱に関する研究 |
石田朋靖 | 土壌ー植物ー大気系(SPAC)における土壌水分の動態 | |
前田志伸 | 土壌面蒸発に関する研究ー地表面の熱および水蒸気の伝達係数についてー | |
昭和59年 | 溝口勝 | 不飽和土の凍結に伴う水・熱移動に関する研究 |
取出祐子 | 自然環境と開発の諸関係に関する研究ー草地開発を事例としてー | |
昭和61年 | 取出伸夫 | 粘土中の溶質移動に関する研究 |
大和省太 | 標準砂中の溶質移動における分散係数に関する研究 | |
平成元年 | 西村拓 | クラスト形成の土壌侵食に及ぼす影響 |
増田順 | 土粒子の界面特性による土中水の挙動の変化に関する研究 | |
加藤邦彦 | タイ国における林地の畑地化に伴う土壌の変化に関する研究 | |
平成5年 | 前村庸之 | 定常浸透流下での土中のガス発生とその移動に関する研究 |
守安卓弥 | 不飽和粘土の吸水に伴う膨張圧の発現に関する研究 | |
吉田修一郎 | 砂層中の粘土粒子の移動及び集積に関する研究 | |
平成6年 | 花山奨 | 大豆根におけるNa+ 、Cl- の透過・吸収に関する研究 |
平成7年 | 関勝寿 | 微生物が土の透水性変化に及ぼす影響 |
平成8年 | 川本健 | 不均一流による溶質移動に関する研究 |
末継淳 | 下水汚泥添加土壌の水分保持特性と有機成分の分解過程に関する研究 | |
富岡孝仁 | 泥炭地の物理性に関する研究 | |
平成9年 | 神谷貴文 | 土壌中のガスの挙動に関する研究 |
黒田武史 | TDRによる水分、塩分のモニタリングに関する研究 | |
斎藤広隆 | 美唄湿原の水収支に関する研究 | |
中野恵子 | 土壌の物理的肥沃度に関する研究 | |
望月秀俊 | 土壌の熱伝導率の塩類依存性に関する研究 | |
平成10年 | 浅野孝行 | 火山灰土におけるリン酸吸着の経時変化に関する研究 |
飯山一平 | 泥炭土壌の排水収縮特性に関する研究 | |
高松利恵子 | 粘土鉱物の表面特性とCd(U)の吸着特性に関する研究 | |
千野和彦 | ディスクパーミアメーターを用いた圃場における透水性計測に関する研究 | |
平成11年 | 木下佳信 | 泥炭地の熱環境にに関する研究 |
藤川智紀 | 微生物作用が土壌中のCO2・O2ガスの挙動に及ぼす影響に関する研究 | |
平成12年 | 石塚真記子 | 外部からの力による土粒子の形状・配列変化が土壌の透水性に及ぼす影響 |
大竹潤 | 土壌の誘電特性のヒステリシス現象に関する研究 | |
谷垣圭二 | 定常降下フラックス条件下での不飽和土壌中の水分とトレーサー物質の移動に関する研究 | |
橋本真吾 | 塩分濃度が不飽和透水係数に及ぼす影響に関する研究 | |
東野徹男 | PAM の添加が土壌の透水性に及ぼす影響に関する研究 | |
平成13年 | 石崎慎也 | 分配トレーサーを用いた地下水汚染物質調査法に関する研究 |
石塚真記子 | 外部からの力による土粒子の形状・配列変化が土壌の透水性に及ぼす影響 | |
後藤淳 | 界面活性剤による土壌透水性の変化に関する研究 | |
田村啓治 | 泥炭土壌からのとの放出に関する研究 | |
森山茂樹 | 埋没マクロポアが不飽和浸透流に及ぼす影響 | |
平成14年 | 須甲武志 | バイオベンティングが汚染土壌中の微生物及びガスの挙動に及ぼす影響 |
卒業年次 | 名前 | 卒業論文タイトル |
昭和38年 | 久米英夫 | 粗粒子の混入による透水性の低下について |
昭和38年 | 松元驥一 | 粗粒子の混入による透水性の低下について |
昭和39年 | 冨 田幸春 | 河川堆積土壌の透水係数について |
昭和39年 | 平田四郎 | 沈積土壌の性質について ーモデルサンプルによる水中及び空中における安息角の測定と比較ー |
昭和41年 | 鈴木誠治 | 粘質土水田の排水について(大浜地区) |
昭和41年 | 住田章 | 粘質田における排水メカニズムの年間変化 ー新潟県長岡市の事例ー |
昭和42年 | 大越保正 | 粘土層の排水と沈下 |
昭和42年 | 岡本芳郎 | 干拓に伴う八郎潟の理化学性の変化 |
昭和42年 | 近藤勝英 | 粘土質水田の排水調査 |
昭和42年 | 近藤良明 | 成層、砂層における浸潤の研究 ー層境が傾斜している場合ーー層境が傾斜している場合ー |
昭和42年 | 斎藤健 | 互層をなす粘体の充填透水性 |
昭和42年 | 八幡忠 | ポンプ送泥を受けた水田の粘度と耕作性の関係 |
昭和43年 | 雨宮悠 | 火山灰地における浸潤、浸透、排水 |
昭和43年 | 田中忠次 | 砂柱における逆浸潤機構の研究 |
昭和43年 | 逵勝美 | 成層土壌の水理学 |
昭和43年 | 松村洋夫 | 粘土質の水田の非かんがい期の排水調査 |
昭和44年 | 岡田敏郎 | 写真の濃淡と土壌の水分分量 |
昭和44年 | 栢木武夫 | 粗粒火山性土の乾燥に伴う水分移動 |
昭和45年 | 荒井聡 | 土の誘電特性と誘電式土壌水分計 |
昭和45年 | 小坂順一 | 湿った砂の浸潤 |
昭和45年 | 佐藤政良 | 水田における含水比のサンプリング |
昭和45年 | 瀬山修平 | 新津郷水利組織の統一過程 |
昭和45年 | 富田正明 | 航空写真を利用した耕地の排水調査 |
昭和46年 | 永野繁登 | 一定水量投入下の浸潤 |
昭和46年 | 藤村正 | 航空写真による水田表面状態の判読 |
昭和46年 | 宮崎毅 | 地下水位が土壌面蒸発に与える影響 ー蒸発速度と水分分布の特性ー |
昭和47年 | 河西道明 | 一枚の水田の中における含水比、高さ、航空写真濃度の分布特性 |
昭和47年 | 佐々幸雄 | 貧透水性材料の透水度の測定について |
昭和47年 | 島田正志 | 生活排水による宇奈根川流域の流出特性 ーとくに人間活動の日周期性を利用した流出特性ー |
昭和49年 | 赤間正啓 | 待矢場沈砂池の堆積土砂の実態 |
昭和49年 | 宮本泰行 | 飽和に近い不飽和土における透水係数 |
昭和50年 | 植田勉 | 水中沈定容積について ー濃度による変化と各層の物理性ー |
昭和50年 | 高野登 | γ線密度計の水分計への応用 |
昭和50年 | 藤井克己 | 火山灰土の比表面積について |
昭和50年 | 藤田尚紀 | 空中写真によるホ場整備農地の判読 ー千葉県佐倉市香北地区と成東町下横地地区ー |
昭和50年 | 谷貝一雄 | 空中写真によるホ場整備農地の判読 ー千葉県佐倉市香北地区と成東町下横地地区ー |
昭和51年 | 栗山康晴 | GAMMA線水分密度計による関東ロームの水分密度に関する実験的研究 |
昭和52年 | 大野健一郎 | 二線源γ線による多孔質体の水分密度の測定 |
昭和52年 | 塩沢昌 | 不飽和透水係数の測定と予測 ー団粒のある土についてー |
昭和52年 | 山田春樹 | クリークと農業の近代化 ー福島県三瀦町を例としてー |
昭和53年 | 石田朋靖 | シラス台地における土層の特性と水分移動に関する研究 |
昭和53年 | 金巻宏明 | 散水浸潤と排水過程に関する研究 |
昭和53年 | 佐藤勉 | 火山灰土壌の保水性に関する研究 |
昭和53年 | 中村隆久 | シラス台地における地下水の水収支に関する研究 |
昭和53年 | 前田志伸 | 恒温条件下の蒸発に伴う地温分布に関する研究 |
昭和54年 | 大平正三 | 散水と浸潤と排水過程に関する研究 ー散水強度の小さい場合ー |
昭和54年 | 尾崎明久 | 土壌内の熱伝導についての研究ー円筒法による熱拡散係数の測定ー |
昭和54年 | 竹中雄次郎 | 膨潤土における浸潤に関する研究 |
昭和54年 | 増田伸介 | 膨潤土の浸潤について |
昭和55年 | 安中武幸 | 恒温・恒湿条件下における土壌水分蒸発に関する研究ー蒸発速度が非常に小さい時についてー |
昭和55年 | 石井祐二 | 膨潤土の浸潤について浸潤に関する研究 |
昭和55年 | 岡部洋 | クロボク土の粒度分布構造について |
昭和55年 | 木原孝一 | プローブ法による土壌内の熱伝導係数の測定 |
昭和55年 | 鉄谷義宏 | 遠心法による構造のある土の水分特性曲線の測定 |
昭和55年 | 山本信介 | 地中温度変化に関する研究 |
昭和56年 | 河野泰之 | 地温分布より熱拡散係数を求める方法 |
昭和56年 | 小林祐一 | 定常温度勾配下における熱伝導及び水分移動に関する研究 |
昭和56年 | 高橋三津彦 | 膨潤土の浸潤に関する研究ー初期含水比を変化させた場合についてー |
昭和56年 | 取出裕子 | クロボク土の粒子形分布特性に関する研究 |
昭和56年 | 東健太郎 | ペースト状態における粘土の粘弾性の温度依存性 |
昭和57年 | 清田穣 | クロボク土の粒径分布特性に関する研究 |
昭和57年 | 真田順吉 | 膨潤土の浸潤に関する研究 |
昭和57年 | 原口暢朗 | 裸地斜面に発生するガリ網のモンテカルロ法によるコンピュータ・シュミレーション |
昭和57年 | 溝口勝 | 野外土壌における熱拡散係数の求め方 |
昭和58年 | 石井明俊 | 膨潤土の浸潤に関する研究 |
昭和58年 | 上村健一郎 | ペースト状態における粘土の粘弾性に関する研究 |
昭和58年 | 梅沢悟朗 | 耐水性団粒の各種分布特性に関する研究 |
昭和58年 | 大野孝 | 土の電気抵抗に関する研究 |
昭和59年 | 阿部暁洋 | 膨潤性粘土の保水性に関する研究 |
昭和59年 | 有賀芳郎 | 飽和ー不飽和二層系の粘土における水の浸潤と膨潤に関する研究 |
昭和59年 | 取出伸夫 | 野外での地温測定による土の熱拡散係数の決定法について |
昭和59年 | 野中正樹 | 飽和した砂の乾燥過程における溶質移動に関する研究 |
昭和59年 | 野長瀬裕二 | 低倍率電頭による粒子の形状・大きさの特性 |
昭和60年 | 梶山雅生 | 膨潤性粘土の沈降分布に関する研究 |
昭和60年 | 亀井隆夫 | 圃場での地温測定による土の熱拡散係数の決定法 |
昭和60年 | 富永五郎 | 与圧排を用いたIPM法による透水性測定の検討 |
昭和60年 | 萩原浩幸 | 圃場の区画形状によるガリ網形成の差異について |
昭和60年 | 橋本雅彦 | 粘土の水分蒸発における水分流動と沈下、収縮に関する研究 |
昭和61年 | 井川範彦 | 圃場区画形状のガリ網発達に与える影響 |
昭和61年 | 田中篤 | 膨潤性粘土における乾燥・収縮に関する研究 |
昭和61年 | 原川忠典 | 水食における流亡土量に関する研究 |
昭和61年 | 大和省太 | テンシオメータの応答特性に関する研究 |
昭和62年 | 土田和弘 | 塩類土壌の除塩に関する研究 |
昭和62年 | 西村拓 | 土壌侵食におけるリル形成と土壌流亡に関する研究 |
昭和62年 | 横田正夫 | 膨潤性粘土の乾燥収縮における三次元的水分移動に関する研究 |
昭和63年 | 下田透 | まさ土における土壌侵食の研究 |
昭和63年 | 瀬尾寿幸 | ベンナイトにおける陽イオン(Ca2+、Na+、Mg2+)の吸着、離脱交換に関する研究 |
昭和63年 | 山口浩 | 砂丘砂の熱伝導率と水蒸気移動に関する研究 |
平成元年 | 今井健 | ベンナイトのCa2+-Na+イオン交換に関する研究 |
平成元年 | 早稲田豊 | 平面モデルによる成層斜面中の水の移動に関する研究 |
平成2年 | 石井克欣 | 砂中の水分と溶質の移動実験 |
平成2年 | 須藤浩史 | 垂直モデル土層による成層斜面中の水移動 |
平成2年 | 田坂剛一 | 富栄養水の浸透における飽和透水係数の変化 |
平成2年 | 野村徹也 | 粘土の蒸発における亀裂の役割 〜亀裂からの蒸発量の推定〜 |
平成2年 | 林雅道 | 粗粒土層中の微細粒子の移動と貯溜 |
平成3年 | 前村庸之 | 土層中の傾斜境界面におけるFingering現象に関する研究 |
平成3年 | 宮川隆太郎 | 暗渠による二次元的除塩現象に関する研究 |
平成3年 | 吉田修一郎 | 砂層の微粒子捕捉による浄化機能に関する研究 |
平成4年 | 大和田辰明 | 低水分土の水移動特性に関する研究 |
平成4年 | 佐藤泰司 | 浸潤における水前線と物質前線に関する研究 |
平成5年 | 石川英一 | 降雨による土壌構造の変化が降雨の侵入・流出に及ぼす影響 |
平成5年 | 関勝寿 | 砂の透水係数に及ぼす微生物活動の影響 |
平成6年 | 川本健 | 成層土における塩分輸送とFingeringに関する研究 |
平成6年 | 富岡孝仁 | 閉鎖カラム内の温度勾配下における水分・塩分移動に関する研究 |
平成6年 | 松本勉 | 雨滴による土壌クラフト形成のメカニズムに関する研究 |
平成7年 | 磯部達也 | 乾燥密度に依存する土壌物理性のスケーリングに関する研究 |
平成7年 | 神谷貴文 | 泥炭地における亜酸化窒素ガスの放出と土中濃度に関する研究 |
平成7年 | 黒田武史 | 石膏を用いた国頭マージの水食防止法に関する研究 |
平成7年 | 斎藤広隆 | 泥炭土の飽和透水係数の異方性に関する研究 |
平成7年 | 望月秀俊 | 土壌の熱伝導率の気体・気圧・気温依存性に関する研究 |
平成8年 | 浅野孝行 | 無気塩の施用が国頭マージの分散性に与える影響 |
平成8年 | 飯山一平 | 泥炭土の排水圧密・吸水膨張に関する研究 |
平成8年 | 齋藤智樹 | TDRを用いた土壌水分計測に関する研究 |
平成8年 | 園山昌和 | 畑地の排水不良とその改良法に関する研究 |
平成8年 | 千野和彦 | ディスクパーミアメーターによる飽和・不飽和透水試験 |
平成9年 | 木下佳信 | 泥炭の熱伝達に関する研究 |
平成9年 | 柴田伸亮 | 土壌の比表面積と表面構造に関する研究 |
平成9年 | 藤川智紀 | 微生物による砂のクロッキング現象に関する研究 |
平成10年 | 大竹潤 | TDRによる土壌の誘電特性の研究 |
平成10年 | 谷垣圭二 | 地下水面近傍の不飽和水分移動と溶質移動に関する研究 |
平成10年 | 友寄厚樹 | 地下水涵養流における溶質移動に関する研究 |
平成10年 | 橋本真吾 | 塩分濃度の高い水の間断灌漑による塩類集積に関する研究 |
平成10年 | 東野徹男 | 畑地土壌の分散性とクラスとの形成に関する研究 |
平成11年 | 石崎伸也 | 砂における塩分の上昇移動と砂中集積について |
平成11年 | 田村啓治 | 砂における地下水からの水分上昇移動と砂中蒸発について |
平成11年 | 森山茂樹 | 土中の埋没マクロポアが不飽和浸透流に及ぼす影響 |
平成12年 | 近藤伸彦 | 不飽和凍土中への水の浸潤現象に関する基礎研究 |
平成12年 | 須甲武志 | 微生物が粒径の異なる土の透水性に及ぼす影響に関する研究 |
平成13年 | 銭谷桂太 | ベントナイト中における溶液のフィンガー流に関する研究 |
平成13年 | 野田恭子 | インターネット対応型土壌データベースの構築と応用 |
平成13年 | 山崎理恵 | 耕作放棄による水田の耕盤変化に関する研究 |
平成14年 | 阿部勇児 | 減圧蒸発過程における熱と水分の移動に関する実験研究 |
平成14年 | 大坪 弘 | 湾曲キャピラリーバリアーの限界長に関する研究 |
平成14年 | 坂井 勝 | 土壌水の再分布過程におけるフラックス変化に関する研究 |
平成14年 | 常田岳志 | 湿原におけるメタンの蓄積と放出に関する研究 |
平成14年 | 花田潤也 | 微生物によるクロッギングの異方性に関する研究 |
平成14年 | 割栢健史 | 灯油を含む土壌の透水性に関する基礎的研究 |